06/12/22 聞き違い
近所の家電量販店にいくと、その店のテーマソングが流れています。
♪ いつもにっこりほほえんで
「やってみます」のミドリです〜
この店に何回かいくうちに、息子がなんとなく歌を覚えて、ところどころ口ずさんでいました。
♪ 理想は高く お尻ププー
おならの歌になってました。
(「理想は高く 腰低く」が正解)
06/12/21 年末進行
月刊誌の仕事には「年末進行」というものがあります。
正月休みをするために、編集も印刷も、スケジュールを繰り上げて進めることです。
ぼくの場合、ふだんの月は10日前後に納品したあと、次号の原稿が出てくる20日過ぎまで、比較的余裕のある時間が過ごせます。けど今月は、すでに次号(2月号)が本番を迎え、23日(天皇誕生日)も休めるかどうか…。まぁ例年、仕事してますが。
年明けに2月号を納めたら、別のお客さんの「年度末納め」の仕事が2、3件入ってくる見込み。それらが片付く4月になるまで、気が抜けない日々が続きます。
仕事があるのはありがたいこと。だけど、もうちょっとこう、一時期に集中しないように分散してくれればなぁと、今年も思う年の瀬でした。
06/11/28 子どもらに望むこと
育児の方針とか、「こんな人になってほしい」なんて期待は、ほとんどありません。ただ、子どもらに最低限身につけさせたいことはあります。
「あいさつ」「返事」「お礼」「お詫び」
これがきちんとできること、です。
生きていくには、人間関係が大事です。人間関係において、大きな要素となるのが、言葉によるコミュニケーションです。
その基本であるあいさつの類を、相手によって、状況によって、適切に使える能力を身につけること。そうすれば、自分の意思を伝えたり、相手の気持ちをおもんぱかることも、おのずからできるようになるはずだ、と考えています。
といいつつぼく自身、コンビニのレジで、お釣りを受け取りながら「どーもどーも」と言ってるようでは、ダメなのですが…。
06/11/18 秋キャンプ
10月のキャンプのことを書き忘れていました。
10月21・22日と、某湖畔のキャンプ場に行きました。
芝生広場を林が取り囲み、すぐ脇に湖というロケーションで、それでいて無料(役所への事前申し込みは必要)という、なかなか素敵なキャンプ場です。
一昨年に使ったときは、他に利用者もなく、貸し切り状態。水の事故さえ注意すれば、子どもらを野放しにしても無問題、という絶好の場所でした。今回行ってみると、新しい炊事場や展望台ができていて、思ったより多くのテントが並んでいました。
その変わりぶりにちょっとがっかり。けど、スペースは充分にあるから、まだまだ許せます。ということで、場所は内緒。
買い出しを済ませ、現地に着いたのが午後2時頃。一緒に行った家族&うちの子どもらとキャッチボール、三角ベース。晩飯はカレーライスと、ジャガイモ、サツマイモ、ニンニク、タマネギなどをそれぞれホイルに包み、焚き火で蒸し焼きしたものを適当に。夜遅くまで焚き火を堪能。ぼくの手にはもちろんビール。
翌朝は早くに起きて魚釣り。コイを狙ったのに、大ナマズが2匹釣れるという間抜けな結果に。
前夜の残り飯とパンなどで朝食と昼食まで済ませ、午後早めに撤収。帰途の道中にある大きな公園にちょっと寄り道。早起きしたぼくは芝に寝っ転がって昼寝し、子どもらはアスレチック遊具でハッスル(死語)してました。
両日ともうらうらと暖かく、珍しく雨に見舞われなかったのはラッキーだけど、初日はやたらと風が強く、買ったばかりのタープを風よけにと立木の間に幕状に広げました。
初使用が風よけとは、なんとも哀れなタープです。しかも松ヤニがついちゃったし。
06/11/08 寒くなると
昼間は暖かく、強い南風が吹き荒れて、夕方から急に冷え込む。昨日はそんなめまぐるしい陽気でしたね。
ちょうど月刊誌の仕事が大詰めを迎え、日付が変わったころに帰途につきました。
冷えるのはいやだから、自転車で全力疾走。うちについたころにはゼーゼーと息切れです。深呼吸しようと顔を上げると、冷気に洗われてクリアな夜空に、オリオン座がくっきりと浮かんでいました。
夜空が映える季節がやってきました。初霜もまもなくでしょう。
06/10/30 ただいま精米中
我が家の庭で穫れて干してあった稲を、昨日脱穀しました。
思ったより時間がかかり、まだ精米の途中です。2、3日うちに晩飯で食べられれば、と思っています。
誤解されるといけないので、補足しますと、稲は植木鉢で育てたもの。子どもの手で一掴みほどの収穫があり、昨日は割り箸でしごいて脱穀しました。ぐい飲みに2杯ほどの籾がとれ、それを調味料の空き瓶に入れて棒で突っつき、籾殻をむいている最中です。
この精米法、知識としては知ってましたが、やってみるのは初めてのこと。棒で突っつくという単純作業に、子どもらはすぐに飽きてしまい、娘が作業を完遂するのはいつのことやら…という具合です。
06/10/10 なじみの本屋が
うちから5分も歩かない場所に本屋があります。全国チェーンの1店舗で、規模はそれほど大きくありません。
けど、ほかで探しても見つからないマイナーな本が、どういうわけかここにある、という具合に、ぼくと相性のいい本屋です。
もともと本屋が好きなぼくは、月に2回は子どもを連れて、お散歩がてら立ち寄ります。店内を回りながら書棚を眺め、子どもらはサンプルの幼児本を眺めたり、試し読みのマンガを立ち読み。そうして1時間くらいは過ごします。
雑誌の取り置き、新刊本の取り寄せを頼むのもここ。子どもの辞書や学習ドリルを買うのもここ。我が家にとっては、毎月数千円の買い物をする、生活に欠かせない店でした。
その本屋が、今月25日で閉店します。
雑誌入荷の連絡を受けたときに言われた、と細君から聞いてはいましたが、ぼくはまだ半信半疑。けど先日の日曜日、家族そろって行ってみると、「閉店します」の貼り紙が何枚も。ああ本当なんだ…と呆然としました。
その日もいつものように、いつものコーナーから回り始め、書棚を眺めながらも、頭の中は空白。あと2週間でこの場を失うのだな…と、喪失感でいっぱいでした。
文庫本コーナーでは、普段は平積みの表紙しか見ないのに、棚の背文字をゆっくりと読みました。
そうして見つけた文庫本と、いずれ買おうと思っていた地図やマンガなど、餞別のつもりで多めに買い物。顔なじみの店員さんに「残念だよ」と告げて、重い足取りで帰りました。
次に近い本屋は、スーパーの中のやる気のない店。マシな本屋は、自転車で20分くらい走らないとありません。
この喪失感を埋める場所がないのが、返す返すも残念です。
06/10/05 どんなキャンプをしたい?
先日、知り合ってまだ日が浅い知人が来訪。あれこれ話しているうちに、キャンプをするよ、という話になり、しばしアウトドア談義。
よくよく聞けば、知人は長野の高原のキャンプ場に家族で行って連泊するのが常とのこと。この夏のは4泊してきたそう。「さすがに4日目は飽きてきました。3泊くらいがちょうどいいかも」と話してました。
ぼくはキャンプ歴こそ長いけど、連泊をした経験は未だナシ。いつも1泊2日です。移動時間が惜しいので、できるだけ近場で、のんびりできる場所を選んでいます。
せっかくキャンプという共通項があっても、したいことや望むスタイルが異なれば、じゃあ今度ご一緒しましょう、とならないのが惜しいところです。
食事にしても、「キャンプといえばバーベキュー」といって譲らない仲間がいれば、「手打ちうどんをつくろう」と発案するヤツがいて(これはぼく)、小麦粉を捏ねるところから肉まんをつくってくれた仲間もいます。
参加する皆が満足をして、また行きたいと思えるキャンプを企画するのは、何回やっても難しいです。
いま仲間内で、今月下旬のキャンプの打ち合わせをしています。「カヌーが漕ぎたい」「子どもがアスレチックで遊びたいと言っている」などの要望が出て、さて行き先をどうしたものかと迷っています。
06/9/25 何年ぶり&息子の初カヌー
近所の川でカヌーを漕ぎました。
歩いていける距離にある小貝川は、そこそこに川幅があり、護岸工事もあまりされていません。雑木林が河岸まで迫る場所も多く、川面からの眺めはよさそうだと、以前から目を付けていました。
水はきれいでなく、流れもゆったりで、慣れた人には面白味に欠けるフィールドです。でも素人に毛が生えたレベルのぼくにとっては、経験を積むのにちょうどよいのでした。
ぼくの愛艇はインフレータブルカヌー(ダッキー)。空気で膨らませるタイプの、いわばゴムボートです。軽くて扱いやすく、お遊びに向いてます。転覆の心配もありません。
初めてこいつに乗る4歳の息子は、予想に反して怖がることもなく、パドルを川面につっこんで見たり、一人ご機嫌におしゃべりしたりしてました。
上下2kmの範囲を2時間ばかりウロウロ。途中で上陸して、パンをかじって昼飯。息子は「焚き火はないけど、キャンプみたいだね」と。ぼくの目論見をよく理解している、心強い相棒です。
田圃の次期が終わり、下流の堰が水門を開けたため、水量が少なくところどころで川底に船底を擦りました。次回は水量の多い次期に、やや長めに漕いでみたいと思っています。
それまでに、腕立て伏せをして鍛えておかないと。今宵はたぶん、筋肉痛です。
後日談)
昨晩、細君が息子に「カヌーは楽しかった?」と聞いたら、息子は「あんまり楽しくなかった。(途中上陸した場所での)砂遊びが楽しかった」と言っておりました。
トホホ……。
06/9/01 タープを買いました
キャンプ歴約20年にして、初めてタープを買いました。
基本的に道具はあまり買い足さないタチです。若い頃は、自転車で日本一周したような野宿の猛者とともに、キャンプ場を使わない、道具もあり合わせのもので、というキャンプばかりしてました。
調理は焚き火かシングルバーナー、ブルーシートに車座になって飲み明かす、というケースが多く、気分はもっぱら「怪しい探検隊」。雨が降ったら、ブルーシートを屋根代わりにしたものです。
回を重ねるごとに、ランタンやらテーブル、タープといった、いわゆる普通のキャンプ道具を持参する仲間が増えました。そうして仲間たちが持ってくるうちは、自前で用意する必要がありません。テントと寝袋、コッフェル(食器)と懐中電灯の類、あと調理担当だったので、中華鍋を持っていくくらいでした。
そうして他人に頼る期間が長かったのですが、仲間たちがそれぞれに忙しくなり、一緒に行けなくなってくると、そう頻繁に道具を借りるわけにもいきません。
それで必要に迫られて、数年前にガスのシングルバーナーを買い、2年前にガスランタンを買い、ついでに焚き火台なんかも買ったりして、今回ついにタープのお出ましです。
近頃のタープの流行りは、六角形でポール2本で立てるヘキサ型。これを仲間から借りて、何回か使っていましたが、3家族10人とかで利用するには、実用空間が足りなくて使いづらい。それで、あえて長方形でポール6本のスクエア型を購入。設営はやや面倒だけど、そのぶん広々と使えます。
キャンプ道具は、種類があれば便利ですが、なければないでどうにかなるものです。とりあえず用意したけれど、あまり使わないというのではもったいないです。
ということで、これからキャンプをする人には、回数を重ねて自分のキャンプスタイルを見つけ、他人の道具を借りて使ったりもして、本当に必要な道具を、必要に応じて買い足していくことをオススメします。
06/8/21 8月のキャンプ
つくば市内に、地主さんから雑木林を借りて、手入れをしつつイベントを実施しているグループがあります。
8月12・13日と、そこのキャンプに参加しました。(子どもらは帰省中のためぼく1人で)メンバーは、大学生からおじいさんまで8人。
うちから自転車で向かうつもりで準備したが、荷物の重さに荷台が耐えられなかったので、電車で行くことに。
つくばエキスプレスのつくば駅から1時間ちょい歩き、午後1時過ぎに現地へ。1人で遅い昼を食べ、すこし休んだら、もう晩飯の準備。
雨のため、古民家の中のかまどで飯を炊き、カレーを煮込む。
ビールを飲みながら自己紹介とおしゃべり。とっぷりと日が暮れてから、外で焚き火と日本酒。
一部のメンバーが手がける炭焼きを深夜まで手伝う。
2日目は、参加者の車が畑に脱輪するというトラブルがあり、午前中は脱出の手伝いをしたり、木陰で本を読んだり。
焚き火で焼きそばをつくって昼飯。近所の池で釣り。夕立を避けて椎の木で15分くらい雨宿り。雨上がりに大きな虹が出て、得した気分。
夕方、車で来た人に駅まで送ってもらって帰宅。
基本的に、焚き火とビールがあれば満足なのですが、今回は釣りや虹、脱輪脱出見物(!?)などのオプションがあり、ご満悦な2日間を過ごしたのでした。
|