07/04/26 見逃した!

 昨晩NHKで、ベテランバンドのチューリップの特番をやっていました。
 チューリップといえば『虹とスニーカーの頃』。
 たぶん中学生のころに初めて聞いて以来、フェイバリットソングの1つになっています。

  わがままは男の罪 それを許さないのは女の罪

 繰り返されるこの強烈なフレーズ。
「びしょびしょ濡れのトレーナーが 乾くまで抱き合った 夏の昼下がり」「白く浮かんだ水着のあと 指先でなぞれば雷の音」といった、ドキドキする歌詞。
 ボーカルが入る直前のリズミカルなドラム。
 間奏の切ないリードギター。
 どれをとっても、喜びと不安が入り交じった、もろく儚い、それでいて真剣な若い恋が、見事に表現されています。
 チューリップの数々の作品の中で、一番の傑作だと、ぼくは思っています。

 この1曲を聴きたいがために、番組を楽しみにしていました。
 が、が、うっかりして5分遅れでテレビのスイッチを入れたら、画面には曲が終わったあとのタイトルクレジットが。
 よもや番組冒頭で演奏するとは…。
 見逃してしまい、大ショック!

 来週火曜日の深夜に再放送があるようなので、これは絶対録画しないと。

(追記:再放送も見逃してしまった……)


07/04/13 ちょっと走ったら

 あちこちに疲れがたまっているので、久しぶりに整体院へ行きました。
 体格のいいお兄さんにゴリゴリやられ、だいぶすっきりしたのですが、お兄さんから、「もっと体を動かしてください」と注意されました。
 筋肉量はあるのに、使っていないから、堅くなっていたり、関節(靭帯)が弱っているとのこと。

 茨城に引っ越してきてからというもの、自転車での移動ばかりで、歩くことがめっきり減りました。しかもパソコン仕事のため、1日の大半は腰掛けている状態。指摘されるまでもなく、運動不足は実感しています。

「15分でいいから、毎日走るといいですよ」との指導に奮起して、コンビニに行くときに早速ジョギング。
 で、愕然。2分もしないうちに足が重くなり、ふくらはぎと太ももがパンパンに。翌日は筋肉痛です。2kmも走ってないというのに……。
 情けないまでの堕落ぶり。齢40にしてこの体たらくは、自分でも納得できません。

 クッソーーーッ、毎日走って体力を取り戻してやるゾ!


07/02/20 うちの長男は

 父の実家が建て直しされ、新築お披露目があったので、子どもらを連れて行ってきました。

 親戚のおじさんおばさん、いとこたちやら、子どもの頃から見慣れている(けど関係のわからない)じいさんばあさんがたくさん集まり、ぼくをいまだにガキ扱い。
 そういう場に子どもらを連れて行くのは初めて。どうもどうもと挨拶をしたあと、長女はしばらくもじもじしてました。
 が、長男(4歳)ときたら、ぼくがちょっと席を外して戻ったときには、見知らぬおじさんたちの間にちょこんと腰掛け、一緒にテレビを見ていました。
 その後もソファに乗ったり降りたりして遊び、お茶菓子をバクバク食べまくり、親戚のじいさんにはタメ口で話し……。頼もしいやら恥ずかしいやら、でした。

 初対面の人にも物怖じせず、公園に行けば、そこらの子どもと一緒に遊んでいる長男。
 ぼくも細君も人見知りするタチ。なのになぜ、こんな性格に育っているのか、不思議でなりません。

 誰にでも簡単になついてしまい、こいつはいつか誘拐されるんじゃないかと気がかりです。それで誘拐先でも、リラックスして過ごすんだろうなと思うと、もっと気がかり。


07/02/14 これじゃ少子化も…

 細君の知り合いが最近、女の子を出産しました。お姉ちゃんに続く2人目の子ども。おじいちゃんは、出産直後というのに、「3人目は男の子だな」と言ったそうです。

 別の知り合いのお宅では、長女には誕生日もクリスマスも祖父母からのプレゼントはなかったのに、2人目の男の子が生まれたら、やれ五月人形だ、誕生日プレゼントだと、気を回すようになったとか。

 少子化担当の大臣が「女は子どもを産む機械」「子どもが2人いるのが健全」といった発言をし、ほかの大臣が「その言葉のどこがおかしい」と言い張る風潮。
 そういえば、あれだけ騒がれていた女性天皇についても、紀子さんが男の子を産んだとたんに、話題から消えてしまいました。

 庶民が生活している社会の現状を知らない議員が“少子化対策”を考え、女性の気持ちをまったくくみ取れない男たちがそういう議員を支持しているという構図。
 なんといいますか、これで子どもが増えるわけないですわな。


07/01/22 プロレス観戦

 タウン誌のプレゼントに当選、招待券をもらったので、1月18日夜にZERO1-MAX(ゼロワン・マックス)牛久大会を見に行きました。

 プロレス観戦は数年ぶり。連れて行った娘は初観戦です。彼女はこれまで、ビデオ録画でもプロレスを見たことがなく、まったく初めて目にするわけです。
 会場は、地方都市の公営体育館で、イス席がざっと300くらいか。ぼくらの席は、リングサイドから2番目。レスラーが受け身を獲れば、その衝撃が伝わってくるような特等席です。って、会場のどこにいてもそんな感じなのですが。

 プロレスウォッチャー歴30余年のぼくは、あらかたのレスラーを知っています。知らない人でも、動きを見れば、その後の展開はわかります。その上で、「このベテランは若手に試練を与えているな」とか、「この外人さんはいま売り出し中なんだね」などと、細かいところを楽しみました。こういう会場では、勝敗よりも、会場の雰囲気全体を楽しむことがコツですね。
 娘はわけがわからないなりに、適当に楽しんでいたようでした。退屈になると、売店を覗きにいったり、場外乱闘が始まると、必要以上に逃げまどっていました。

 円満な内容で全試合が終了し、さあ帰ろうとしたところ、出入り口近くに外国人ナンバーワンレスラーのスティーブ・コリノが、普段着でちょこんと座っていました。おもわず声をかけ、握手してもらいました。娘にもパンフレットを預け、サインしてもらいました。カタカナで「コリノ」と、なんともかわいらしい文字。
 一服しようと喫煙所にゆけば、そこに高岩竜一が。終了後の出口では大谷晋二郎と日高郁人が観客全員と握手。レスラーの手は、肉厚で大きく、また柔らくて温かいのでした。
 ゼロワンというのは、レスラーと客との席が、とても近い団体でした。

 後楽園ホールや武道館で、コアなファンに混じってディープなプロレスを楽しむのもいいですが、のんびりとした牧歌的なプロレスも、なかなか味わいのあるものだなと、しみじみ思いました。


07/01/08 娘の友だちが遊びに来る

 指をしゃぶっていた頃から知っている、娘の幼なじみ(小5)が、親御さんといっしょにうちに遊びにきました。
 ぼくは半年ぶりくらいに彼女に会ったのですが、すっかり大人の声に変わり、体つきも丸みを帯びてきていました。それでいて、一緒に遊んでやったら、以前と同じように体当たりしてきたりして、なんかこう、どう接していいのか、戸惑っちゃいました。

 正月に会った同い年のいとこの女の子も、思春期の入り口に足を踏み入れ、体と心の変化のまっただ中といった風情でした。
 今のところ細身で髪も短く、身長もやや低め、これで男だったらもてるだろうな、という外見のうちの娘も、やがてそういう時期を迎えるはず。そのときにアタフタしないように、心構えをしておかなくちゃ…と思った、正月の終わりでした。


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