■こんな本を読んだ −−2006年5月


◎森達也・森巣博『ご臨終メディア』集英社新書
◎香山リカ『テレビの罠』ちくま新書
◎岩見隆夫『孤高の暴君 小泉純一郎』だいわ文庫
◎鈴木邦男・森達也・斎藤貴男『言論統制列島』講談社
◎小川和久『日本の戦争力』アスコム
◎辻元清美『へこたれへん。』角川書店
小泉政治、マス・メディアの現状、戦争と平和、社会情勢……。いま社会はどうなっているのか、なぜこうなってしまったのか。まず現状を理解することから始めたい。そんなわけで、こういったテーマの本をむさぼり読んでいます。

◎辛淑玉・佐高信『ケンカの作法』角川oneテーマ21
◎中島義道『日本人を〈半分〉降りる』ちくま文庫
◎井上ひさし『にほん語観察ノート』中央公論新社
言葉や行動から読み解く日本人論。前2冊は、この先どうしたらいいかまで触れています。

◎石井光太『物乞う仏陀』文藝春秋
◎下川裕治『香田証生さんはなぜ殺されたのか』新潮社
ゴツゴツのルポルタージュ2冊。前者は、アジア各国の底辺で暮らす身体障がい者のルポ。後者は、イラクで殺害された日本人青年の足跡を追い、彼がイラクに行った理由に迫るルポ。

◎沢木耕太郎『凍』新潮社
◎須川邦彦『無人島に生きる十六人』新潮文庫
◎スティーヴン・キャラハン『大西洋漂流76日』ハヤカワ文庫(未読)
極限状態におかれた人間ドラマに関心が強いです。吉村昭『漂流』(新潮文庫)、佐野三治『たった一人の生還』(新潮社)なども既読。

◎野田知佑『少年期』文春文庫
◎野田知佑『なつかしい川、ふるさとの流れ』新潮文庫
野田さんの文章も、描かれるエピソードも好き。生き方にも憧れます。ぼくには真似できないけれど……。

◎本山賢司ほか『大人の男のこだわり野遊び術』山と渓谷社
◎デイリーポータルZ編『大人の自由研究』アスペクト
◎早川いくを『またまたへんないきもの』バジリコ
◎白石昌則『生協の白石さん』講談社
趣味と息抜きです。人は何故故に、ばかばかしいことにまじめにチャレンジし、どうでもいいことをまじめに語るのか。そして、そういう本を好んで読んでいるおれって何なのか……と、哲学的に考えさせられる内容の本ばかり(なんてね)。


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